「小さくても強いお店づくりを!」
自営業をサポートしている税理士 河南(かわみなみ)です。
石川県小松市で個人事業を専門にサポートしている女性税理士です。
「社長と経理とでは気になる数字が違う!だからすれ違う。」
今日は、そんな話を。
事務所のお客さんではないのですが。
ある会社の経理の方が相談にこられました。
経理の子は、毎日の数字の処理に追われています。
日々のお金のやりとりと数字をあわすことが仕事。これで勤務時間のほとんどが終わってしまいます。
一方、社長はというと。
どうしてこの数字になったのか、先月の売上は?来月の見込みは?気になる数字が根本的に違います。
経理の子に任せているという気持ちもありますし。
実際に現実的に給料という対価を支払っています。
社長と経理の間にはどうしても数字の溝があります。
社長が知りたい数字と、実際に日々の処理で必死な経理との差は埋まらないですよ、と伝えたところ。
経理の方が、「そうなんです!!!」と首を縦に振りはじめました。
「どうしてわかるんですか!」
「そうなんですよ!!!」
例えると、すごく当たる占い師みたいです(笑)
経理の子は雇われているから、トップがどこの数字が気になるのか、知りたいのかが分からない。
社長は任せているのに、なぜ資金繰りやこの数字がどうなったのか分からないのか?と疑問に思う。
いつまでたっても解消されないまま、日々のビジネスは進んでいってしまいます。
決算が終わってしまってから、「どうしてこの数字はこうなった?」と経理の子は聞かれてもどう答えていいのかわかりません。決算で締めてしまってからはどうしようもありません。
本当は、その前段階に気がついて対策が必要なのです。
お互いの視点の差を埋めるのが税理士の仕事のひとつでもあるし。
経理と社長の間をとりもつのもそうなんだろうな。
社長が欲しい数字を提示できるのが税理士であり。
そこに付加価値があるのだろうな、と思っています。
よくある話ですが。
このような代表に限って、税理士を顧問につけていなかったりします(笑)
そこにお金を支払う価値観がないという考えなのでしょうね。
顧問税理士を変えなくても相談だけのメニューもあります。
今日も最後までおつきあいありがとうございました。税理士 河南
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